軽症鬱(軽症うつ)

軽症鬱(うつ)』では、「睡眠障害、倦怠感、頭痛、食欲低下、腹痛、息苦しさ」 などの身体症状が多く見られます。 精神症状で多いのは、「おっくうさ、落ち込み、抑うつ感、意欲低下」などです。
(*本文は下の方にあります)


軽症鬱(うつ)

■「軽症鬱(軽症うつ)」とは?

身体症状が中心に現れる「鬱病」

『軽症鬱(軽症うつ)』とは、身体症状が中心に現れる「うつ病」のことです。
精神症状も現れますが、あまり目立ちません。そのため、体の病気だと思い、内科などを受診する人も多いのですが、 検査を受けても特に異常が見つからず、「軽症鬱(軽症うつ)」に気付かないまま、時間が過ぎてしまうこともあります。 さまざまな体の症状があり、何をやるのも億劫な気分が長く続くような場合は、「軽症鬱(軽症うつ)」の可能性があります。


■「軽症鬱(軽症うつ)」の症状

軽症鬱(軽症うつ)では、「睡眠障害、倦怠感、頭痛、食欲低下」などの身体症状が多く見られます。 他にも、「腹痛、息苦しさ」などさまざまな体の症状が出ることがあります。
精神症状で多いのは、「おっくうさ、落ち込み、抑うつ感、意欲低下」などです。 身体症状のほか、このような精神症状が2週間以上続く場合は、「軽症鬱(軽症うつ)」が疑われます。

●「軽症鬱(軽症うつ)」の自覚症状

軽症鬱(軽症うつ)の人は、一般に自分の身体症状について周囲の人に訴え、不安そうな様子を見せたり、 話がくどくなる傾向が見られます。しかし、自分の精神症状を訴えることはほとんどありません。 周囲からは、落ち込んでいるようには見えず、どちらかといえば明るいと受け止められています。 そのため、心の病気とは思われないことが多いようです。軽症鬱(軽症うつ)の人自身、心の奥底には 「精神症状があるとは思いたくない」「周囲の人にも精神症状があるとは思われたくない」 という思いがあり、そのため、身体的な症状を心配する傾向があるものと考えられます。

●「軽症鬱(軽症うつ)」になりやすい人

「軽症鬱(軽症うつ)」になりやすいのは、「勤勉、責任感が強い、几帳面、人に気を使う」 などの性格の人で、職場で責任のある立場にある人が多いようです。


■「軽症鬱(軽症うつ)」の治療

「軽症鬱(軽症うつ)」の治療では、鬱病と同様に、「休養」「ストレスの軽減」「薬物療法」の3つが主に行われます。