脊柱管狭窄症に伴ううつ症状の改善に『プラセンタ』

脊柱管狭窄症を患うと、足腰の強い痛みや痺れにさらされることになります。
そうした状態が長い期間続くと、多くの人で気分が落ち込んだり不安感にさいなまされたりするものです。
こうしたうつ症状は、それ自体が心身によくないばかりか、脊柱管狭窄症の症状を悪化させる原因にもなります。
そのため、脊柱管狭窄症の患者さんには、痛みや痺れの治療を続けるとと共に、うつ症状への対策も行うことが重要になります。
そこで、脊柱管狭窄症に伴ううつ症状の治療としておススメなのが『プラセンタ』療法です。
プラセンタ療法とは、人間や豚などの胎盤から抽出したプラセンタを皮下または筋肉への注射や、サプリメントの摂取で補う治療法です。


■脊柱管狭窄症とうつ症状

苦痛を理解されず、孤独に悩む人が多い

腰部脊柱管狭窄症の主な症状には、腰痛や坐骨神経痛、間欠性跛行などがあります。 脊柱管狭窄症は、多くの場合、数ヶ月、あるいは数年と長期にわたり、つらい症状と付き合っていかなければならない病気です。 症状が長く続けば、どんなに我慢強い人でも次第に気力が衰え、ゴールが見えず、暗く沈んだ精神状態になるものです。 中には、治療を続けてもなかなか症状が改善せず、不安やストレスが大きくなり、うつ症状さえ招く人が数多く見られます。 あるクリニックで、訪れる患者さんを対象に調べたところ、不安やストレス、うつの症状を訴える患者さんは126人中118人で 約94%に達していました。話を聞くと「いつか、立ち上がったり歩いたりできなくなるのではないか」 「仕事や趣味を続けられなくなるのではないか」「そうなったら、周囲に迷惑をかけるのではないか」など、 将来への不安の声は大変多く聞かれたそうです。また、「痛みや痺れがつらいのに家族に理解してもらえない」 という訴えも深刻です。脊柱管狭窄症の苦痛は、「この病気になった人しかわからない」というほどつらいものです。 家族の理解が得られず誰にも不安を打ち明けられなくなると、孤立感が深まり精神的にもどんどん弱ってしまいます。 こうした状態が続くと、やがて、自分で自分を精神的に追い込んでしまう人も少なくありません。

●悲観的になって治療をやめる場合もある

その他、強い間欠性跛行に悩む人には、外出時に立ち止って休んだり道端でうずくまったりすることが多くなり、 「休んでいると一目が気になって恥ずかしい」という声もあります。そのために外出をためらって家に閉じこもりがちになると、 足腰の筋力低下やうつ症状の悪化に拍車がかかることも大いに考えられます。 その他、うつが高じて不眠を招く人もたくさんいます。眠れない日が続けば、当然、脊柱管狭窄症にも悪影響が及びます。 最も問題なのは、「治療をしてもどうせ治らない」と自暴自棄になって、自己判断で治療をやめてしまう可能性があることです。 治療を中止してしまえば、当然、医師は患者さんに手を差し伸べられなくなってしまいます。

●調査では3割の人がうつ

こうしたことから、脊柱管狭窄症を改善に導くには薬物療法や運動療法などの一般的な治療だけでは不十分と言わざるを得ません。 うつ症状のある患者さんでは、心のケアを行い精神的なストレスを軽減させることが重要であると、近年、明らかになってきています。 実際、脊柱管狭窄症とうつ症状との関係については東京大学医学部で調査が行われています。

この調査では脊柱管狭窄症の患者さん253人を対象に、うつ症状の程度を調べました(高齢者の抑うつを評価する検査表「GD-15」 を用いた)。その結果、32%の人にうつ傾向が認められたのです。それと同時に、足腰の痛みや痺れの程度、 間欠性跛行の度合い(連続歩行距離)なども測定し、うつ症状との関連も調べています。 症状が強く連続歩行時間が短い人ほど、うつ症状に陥りやすいことが報告されています。 また、福島県立医科大学でも、脊柱管狭窄症の治療と共に心理テストや聞き取り調査、抗鬱薬の処方など、心のケアを行うことで 脊柱管狭窄症などの腰痛の改善に役立てているそうです。


■脊柱管狭窄症でうつになる仕組み

脳の鎮痛機能の異常で症状が悪化

上記のような、不安やストレスによって痛みや痺れが悪化したり治りにくくなったりする仕組みについて、科学的にも明らかに なっています。私たちの脳の「側坐核」という部位には、痛みを感じたときに、それを和らげる「オピオイド」 という鎮痛物質を作る働きが備わっています。しかし、不安や恐怖心といった強いストレスに去られていると、 自律神経が変調をきたし、オピオイドを作る働きに異常が生じてしまうのです。 そうなると、痛みや痺れを本来より強く感じるようになり、不安や恐怖心も一段と増大します。 その結果、さらなるストレスを呼び込む悪循環に陥り、激痛が一段と悪化し、症状の改善も妨げられてしまうのです。


■脊柱管狭窄症によるうつ症状の改善策

プラセンタ療法で精神も安定する

残念ながら、不安や恐怖心にとらわれていると症状は悪化の一途をたどるばかりです。 大切なのは、悲観的にならず脊柱管狭窄症であっても「自分にもできることがある」「人生を楽しめる」と気付き、 人生をプラスに考えることです。そのためにも、ストレスをコントロールして不安やうつを防ぐ対策を講じてほしいと思います。 その自力対策として注目されているのが『プラセンタ療法』です。

●プラセンタ療法

プラセンタの薬理作用は多岐にわたり、実に20項目にも及ぶとされています。 プラセンタがうつ症状に効くのは、そうした薬理作用のうち、ホルモン調整作用や精神安定作用が深く関わっていると考えられます。 プラセンタ療法を行えば、これらの作用によって脳や神経の活動の乱れを招いていたホルモンの分泌異常が正されるとともに、 精神も安定していき、失っていた元気も湧いてくるでしょう。また、プラセンタには、うつ症状に伴って起こり、 うつ症状を悪化させる自律神経のバランスを正す自律神経調整作用も備わっています。 自律神経のバランスが乱れ、心身の働きを活発にする交感神経が優位になると、痛みや痺れが実際より強く感じられるようになります。 プラセンタの働きで自律神経の乱れが正されれば、脊柱管狭窄症に伴う痛みの増幅も抑えられるはずです。

注射によるプラセンタ療法を受ける場合は、この療法を行う病医院を受診する必要があります。 プラセンタを食品で補う場合は、ドラッグストアや通信販売などで入手できるプラセンタのサプリメントを活用してください。 プラセンタエキスに換算して1日に500〜1000mg摂取するのが目安となります。 当然、プラセンタ療法の効果には個人差がありますが、脊柱管狭窄症で気分の落ち込みを感じている人は、ぜひ試してみてください。